My Favorite HEROES

ジュカインとレートで遊んだ日記みたいなもんです

しのもり、堅川飛び込み事件

5月某日、ポケ勢はとある話題で盛り上がっていた。
カラーさんとたかきおすさん主催の大会、からきおす杯である。
この大会、なんと五人チーム戦の大会なのだ。そのため、Twitterのタイムラインでは各々チームを作ろという動きが見られ、私も出場したいと思っていたところ、さいくくんに誘われた。
そのため、チームに誘う他のメンバーを探していた。
しかし我々二人には一つの懸念材料があった。
















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そう、しのもり(@karasu_poke)である。
何を隠そうこの男、死ぬほど弱い。
普段のツイートや仲良くしてる人達が強いおかげで、彼のことを強者だと思ってる人もいるかもしれないがまーーじで弱い。
私はレートと大会は別物であると思ってるのだが、彼に当てはまる訳がない。
レートはORASのシーズン12以降2000にかすりもしない。
チーム戦に関しては、私と組んだ夜明け杯、個人0勝6敗(僕とさばぺんで11勝1敗)で予選落ち。
福岡の私と関西のさいくくんを呼びつけてまで出たシャドバフェス、0勝2敗(僕とさいくくんで3勝1敗)
つまりチーム戦全敗なのだ。
そのくせ、我々を容赦なくチーム戦に誘ってくる。
しかもチーム戦やオフ会などで、「いやぜってぇつええから、見とけよ見とけよ~」など大口を叩きながらスカーフバシャーモといったポケモンを使い、ぼこぼこに負けるのだ。
信用などもはや皆無である。
そのため、この大会でも我々は非常に危機感を覚えていた。
おまけにこの大会は5人チーム戦。つまりしのもり以外に後一人負けても、他三人が勝てば勝ち上がれるため十分勝機があるのだ。
事実この大会に対してしのもりは
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このようにツイートしていた。自分が引っ張る気は皆無のようだ。

危機感を覚えた我々は、互いに親交があり実力がある方々にすぐさま声をかけよう!と決まり、さばぺん、がちゃぼんくん、かたショさんに声をかけた。
すると皆快く引き受けてくれた。
私はようやくしのもりの呪縛から解放された喜びと、強い人達へのコミュニケーションツールとなってくれたしのもりへの感謝で満たされていた。

さて、一方しのもり。
仕事だったため、からきおす杯の情報を知ったのは我々より少し後だったらしく、出遅れていた。
すると日頃からしのもりをよく面倒みてくれているG(o・〜・o)myさんがなんと彼をチームに誘ったのだ。正気じゃねぇ
そのため、しのもりも参戦することとなった。
ちなみにこの時の僕としのもり
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この自信はどこからくるのか。

チーム名を決める話し合いでは本人不在だが、しのもりの宣伝と営業のため「しのちゃんズ」に決まった。
向こうのチームは「卍新生しのちゃんず卍」
このチームにだけは負けたくないと必死に構築を考えて大会に備えた。

6月18日
大会が始まった。
さいくくんが急用で出れなくなったため、急遽のぶれんさんにお願いすると、快く引き受けてくれたためなんとか出ることが出来た。
ブロック分けとトーナメント表が判明し、我々はきおすブロック、新生しのちゃんずも同じブロックの反対の山であった。
順当に行けばきおすブロック決勝で当たるというドラマチックな展開。
我々は一回戦がシードだったため、緊張しつつも当たりそうな相手の情報収集をしていた。
一方そのころしのもり。
一回戦が始まると自分に勝敗が委ねられるという状況を避けたいがために、いち早く対戦を始める。
しかし試合は決定打を欠くサイクル戦となり、長期戦となっていった。
すると、チームメンバーの試合が次々に終わり、気づけばチーム2勝2敗、残りはしのもりだけとなった。

チームメンバーはしのもりに思いを託す…………

「後は朗報を祈りましょう……!」





















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彼は頑張った。
朗報を祈られている時にはすでにお互いラスイチでマンダナット対面が出来上がっていた。
それでも相手のボーマンダが両刀で大文字を死ぬほど外すかもしれない!と魂の宿り木を押した。
身代わりされた。
死ぬほど舞われた。
彼のナットは吹き飛んだ。
もうどうしようもなかった。


新生しのちゃんず、しのもりの敗北により一回戦敗退
その報告を受けた我々
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鍵アカ含め約20名による煽り。ちなみにこのツイートした人はこれを機にみんなFFになりました。ありがとうしのもり。


完全に心が折れたしのもり。
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やけくそになったのかこのようなツイートをしてしまう。

























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川ダイブ決定である。


ツイートを消して逃亡しようとするものも、数多くの人にスクショを撮られ、言い逃れ出来なくなるしのもり。

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しのもりが川にダイブすることに喜びと期待を隠せない我々。

多くの人の目の前で飛び込んで欲しいという意見があったため、7月のオフ会の後に飛び込むということでしのもり以外が合意する。

オフ会当日
複数の会場で予選が行われたため、日程がすべて終了してから合流という流れに。

ちなみにオフ会に出たしのもりはそうそうに負けたため、その場でレートをやりはじめた
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日程を終え、のぶれんさんが近くの川をリストアップしてくれたため、そこにしのもりを連行。

連れてこられたのは足がつくくらい浅い、川というよりは池のような場所。

ここまでくると逃げられないことを悟ったのか、準備運動を始めるしのもり。
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そして遂に決行の時が訪れる。
ここにきて渋るしのもりに対し、ライバロリが淡々と近づいていく。
かつて焼き肉をご馳走になり、帰りの電車賃すら渡してくれた恩人であるため、逆らえないしのもり。
彼は悟ったのだろう。
バロリに捕らえられ、川辺に連れ去られた彼はー



























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川に飛び込んだ
*画像はイメージです



数十分後、一仕事を終え水を滴らせながら町を歩くしのもり。
すれ違う人から奇怪な目線を送られるが彼はそれでも歩を進める。
言葉ではなく、背中で語る彼の姿を私たちの目に焼き付け、彼は夜の町へと消えていったのだった……

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おわり
@karasu_poke